◆お知らせ◆
COVID-19新型コロナウィルスの中心地である武漢市の医療施設へ高気圧酸素カプセルを提供
2020年04月06日
中国の提携会社と協力しCOVID-19新型コロナウィルス対策として武漢の病院施設へ高気圧酸素カプセルhyperbaric oxygen chamber を提供しました。
- 2020年3月9日 武漢市新州区人民病院
- 2020年3月10日武汉市第三人民医院
- 2020年3月10日湖北省第三人民医院
- 2020年3月13日恩施州中心医院
- 2020年3月15日恩施市中心病院
Dr.ZhongのDemonsration report oninclusion of hyperbaricoxygen therapy intreatmentof COVID-19 severecasesNavalSpecialtyMedicalCenterProgramTeam(コロナウィルス COVID-19に対しての高圧酸素療法 HBOTデモレポート)が公開されて以降、健康機器である高気圧酸素カプセルが注目され国内外問わず多数の問合せを頂き需要が高っています。
レポートは、中国武漢市の病院で新型コロナウイルス・COVID-19患者に対してHBOT(高気圧酸素療法)を用いた治療が非常に有効的であったという内容となります。HBOT(高気圧酸素療法)は古くから医療現場で特定の疾患に対して高気圧(2.0-3.0気圧)で用いられておりますが、新型肺炎患者には比較的低気圧(1.6気圧)で利用する事で通常の酸素吸入より有効で35人全員が完治したという内容です。また、1.2-1.4気圧でもサチュレーション(SpO 2)は上がると報告されています。
武漢の病院施設内での高気圧・酸素カプセルの利用目的及び対象者
- 対象者は主にCOVID-19新型肺炎患者及び医療従事者
- 血中酸素低下症・低酸素血症の改善サチュレーション(SpO 2)※を上げる
- 睡眠時間が短く体力が低下した医療従事者及び患者の体力回復・低下防止
- 高気圧酸素治療装置HBOT及び高濃度酸素吸入の代用として
※サチュレーション(SpO 2)とは
血液中に取り込まれヘモグロビンと結合した酸素量の割合のことです。正式には経皮的動脈血酸素飽和度。全てのヘモグロビンが酸素と結合すればSaO2は100%。患者さんの年齢・疾患・病態によって変化します。正常値は95 ~ 98%の範囲。COVID-19新型肺炎への推奨気圧は1.5・1.6気圧ですが、1.2-1.4気圧でもサチュレーション(SpO 2)は上がります。
新型コロナウイルスの感染が世界の169カ国・地域に広がり世界的な危機的状況の中、高気圧酸素カプセルが1人でも多くの人の命を救うことに役立ち1日でも早く皆様に安全で安心な日常が戻ります事を心よりお祈り申し上げます。