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酸素カプセル事故のニュースについて 競輪選手が意識不明の重体 宇都宮市
2024年04月12日

平素は、弊社製品に格別のご愛顧を賜り厚くお礼を申し上げます。
2024年4月12日宇都宮市で起こった事故のニュースで一部メディアで「酸素カプセル事故」と表現されていますが、実際に現場で利用していた機器は「低気圧・低酸素で利用する大型の酸素ルーム」です。
大型の酸素ルームで多人数が同時に利用できるルーム型で内部を低気圧にして酸素の薄い環境をつくる減圧室と呼ばれる製品です。
過去にスーパー銭湯で低気圧・低酸素の大型酸素ルームの事故が起こり2名死亡しています。責任者は「低酸素窒息による急性循環不全で死亡」で書類送検されました。

減圧環境は低気圧になり酸素が薄くなり息苦しくなります。雨や台風の時に頭痛や関節痛など体調不良の原因は低気圧によることが多く気象症・気象病とも呼ばれています。非常に危険ですので一般の方が健康目的で利用することはお勧めできません。専門のトレーナー監視の元でプロアスリートが高地トレーニングとして利用するものです。

弊社取り扱いの酸素カプセルOXYRIUMシリーズ及びソフト型ADJUSTO2・AnionO2は「高気圧・高酸素の酸素カプセル」です。
酸素カプセル内は高気圧で酸素濃度も高く、減圧する酸素ルームとは「真逆の環境」です。過去に事故はなく安全性に関する懸念は一切ございません。

また、弊社は高気圧・高酸素タイプの酸素ルームは小型の酸素ルームOXYROOM・オキシルーム(1~2人)のみ取り扱い販売しております。酸素カプセルでは跨ぐことが出来ない場合や介助者が必要な場合のみルーム型をお勧めしています。大型の酸素ルームの場合は特に換気率が悪い為、二酸化炭素が急激に溜まる問題があり会話厳禁となります。多人数で利用するメリットはございません。いまだに一般向けに減圧も可能と酸素ルームを宣伝販売している酸素カプセル・酸素ルームのメーカーもございます。大型の酸素ルームにはくれぐれもご注意ください。

今後とも当社商品を安心してご愛用くださいますようお願い申し上げます。
何かご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。

平成26年9月28日午後5時頃、埼玉県ふじみ野市大井のスーパー銭湯「真名井の湯大井店」で 室内の気圧を下げる酸素「減圧室」にいた客の男性(65)と女性(58)が減圧室の床に倒れているのを 2人は病院に搬送されたが間もなく死亡した。 この事故により施設の男性支配人(43)運営会社ミサワエステートの男性社長(50)の2人を書類送検した。 送検容疑は、減圧室の安全対策を怠り、利用者で同県富士見市の男性=当時(65)=と女性=同(58)=を 「低酸素窒息による急性循環不全で死亡」させた疑い。

2024年4月12日 朝日新聞

「12日午前11時ごろ、宇都宮市田野町のトレーニング施設「リラクゼーションサロンVent」から「急病です」と119番通報があった。消防が駆けつけると、低気圧で酸素の薄い環境をつくる「酸素カプセル」の中で、競輪選手の渡辺藤男さん(57)と施設職員の女性(53)が意識を失った状態で倒れていた。女性は意識を取り戻したが、渡辺さんは重体。宇都宮中央署が原因を調べている。

 署によると、酸素カプセルは高さ約2・2メートル、幅約6メートルの円筒形。スポーツ選手が心肺機能を高めるための「高地トレーニング」をするため、内部の気圧を低くできる設備で、署は事故当時、2人で中に入り、女性が操作していたとみている。消防に通報したのは渡辺さんで、途中で会話が途絶えたという。」

YouTube動画 ニュース

2014年10月22日朝日新聞-健康効果をうたう「減圧室」 PDFファイル